Ord5.IntermediateⅡの復習メモ

最終試験に向けた技術課題の復習を兼ねて個人的なメモをまとめていきます。 

Q1.サブカテゴリの売り上げを以下のように分類し、それぞれのサブカテゴリがどこにぞくするかわかりやすいように表現してください。また、サブカテゴリはカテゴリごとにまとまっているとさらに見やすいと思います。

 
<ポイント>
  • 金額が均一に区切られていないのがポイント(均一区分であれば色やビンで自動で分けることができるが…)
  • 計算フィールドで区切るための計算式を作る
  • 「集計分類」は文字列型だが、ディメンションではなくメジャー扱い⇒見た目は文字列だけど実際はSUMを使った集計値だから
  • 文字列も集計値として利用でき、その場合はメジャーとして扱われる
 
1.計算フィールド名「集計分類」を作成
IF SUM([売上])>=20000000 THEN "2000万円以上"
ELSEIF SUM([売上])>=10000000 THEN "1000万円以上"
ELSEIF SUM([売上])>=5000000 THEN "500万円以上"
ELSE "500万円未満"END
 

2.以下を設定
列:カテゴリ、サブカテゴリ
行:売上(合計)
マーク:色に集計分類

Q2.売上と利益に関するダッシュボードを作りたいのですが、スペースが狭すぎて見づらくなってしましました。
売上と利益を同時に見る必要はなく、ボタンを押してきりかえるようなレイアウトにすることはできませんか?

 
<ポイント>
  • パラメーターを利用
  • パラメーターはデータには依存しない変数の箱。箱の中はフリーに入力もできるし、リストとしてある程度制御もできる
 
1.パラメータを作成

・パラメータの設定
名前:売上または利益を選択
データ型:関数、表示形式:1
リストを選択し、整数1に売上、整数2に利益の表示名を紐づけ
 
2.作成したパラメータを計算フィールドに紐づけ
計算フィールド名:売上または利益
IIF([売上または利益を選択]=1,[売上],[利益])
 

 
3.「売上または利益」をグラフ表示用で使った場合、反転させて色で「利益または売上」を表現するために、計算フィールドで「利益または売上」を作成しておく。
計算フィールド名:利益または売上
IIF([売上または利益を選択]=1,[利益],[売上])
 

 
 
4.以下の内容でセット
列:カテゴリ、サブカテゴリ
行:売上または利益(合計)
マーク:色に利益または売上
 
5.作成した「売上または利益を選択」のパラメータを表示させる

Q3.1行単位の利益金額1万円ごとに区切ったとき、どの価格隊のオーダーが最も多いでしょうか。
なお、区切る金額は見る部門によって違うことがあるようなので5千円ごとに5千~2万円で変更できるようにしてください。

 
<ポイント>
ビンを使って区切りごとの数をカウントする
ビンの範囲を変動させるためにパラメータを使用する
パラメータでビンの設定
作成したビンをメジャーバリューの利益に対して、ビンの作成で選択
 
1.パラメータを作成する
パラメータ名:利益ビン
データ型:整数
表示形式:5000
許容値で範囲を選択し、値の範囲で
最小値:5,000、最大値:20,000、ステップサイズ:5,000
 

2.利益にビンを設定する
利益>作成>ビン

3.ビンの編集でビンのサイズを作成したパラメータの「利益ビン」を選択

4.以下の内容でセット
列:利益(ビン)
行:オーダーID(個別のカウント)
 
5.「利益ビン」パラメーターを表示する

Q4.顧客ごとの数量と利益の分布を見たとき、数量が多いときに利益が上がりやすい傾向にあるカテゴリ・地域の組み合わせはどれですか?

 
<ポイント>
  • 数量・利益の相関を散布図で表し、傾向線を入れる
  • 地域・カテゴリごとに散布図を作成(=スモールマルチプル:同じチャートがそれぞれのパターンで並んでいる)
 
1.以下の内容を設定し、顧客ごとの数量と利益の相関を示す
列:数量(合計)
行:利益(合計)
マーク:詳細に顧客Id

 
  1. 以下の内容を追加し、地域ごと、サブカテゴリごとの散布図を作成
列:地域
行:カテゴリ

3.アナリティクスペインで傾向線を設定する

Q5.カテゴリごとに顧客区分の売り上げの割合を見たとき、「大企業」で売りあがった比率が最も大きいカテゴリはどれですか?
割合は各カテゴリを100%として計算してください。

 
1.以下の内容で設定
列:売上(合計)
行:カテゴリ
マーク:色に顧客区分

2.売上に対して『表計算を追加』、合計に対する割合⇒セル

Q6.2016年に、1カテゴリ単体で20万円以上購入している顧客を教えてください。
1カテゴリごとに切り替えて表示できるようにしてください。

 
<ポイント>
・フィルタの順序
 
1.以下の内容で設定し、顧客ごとの売上を表示(降順)
列:売上(合計)
行:顧客名

2.売上で20万円以上でフィルタ(最小値を200,000)

 
3.2016年のものに対象を絞るため、オーダー日(年)で2016年でフィルタ

 
4.カテゴリごとにフィルタをするため、フィルタにカテゴリを追加

 
5.カテゴリのフィルタを表示

 
●別のやり方
1'.以下の内容で設定し、顧客ごとの売上を表示(降順)(1と同様)
列:売上(合計)
行:顧客名
 
2'.顧客をフィルタに追加し、条件でフィールド指定。
 売上の合計>=200,000

 

20万円以上の顧客のみが表示される。
 
3'.カテゴリをフィルタに追加、オーダー日(年)をフィルタに追加すると、

顧客名でフィルタ設定した、20万円以上のフィルタがかからない。
 
4'.フィルタに設定したカテゴリ、オーダー日を選択し、右クリックし、コンテキストに追加(コンテキストフィルタの適用)

カテゴリ、オーダー日のフィルタの後に顧客名の20万円以上のフィルタが適用される

Q7.各地域ごとの売上TOP3サブカテゴリを見たときすべての地域で存在している(TOP3にランクインしている)サブカテゴリはありましたか?
なお、TOP5で視たいひとやTOP10で視たい人もいるようなので、ビュー上で変更できるように工夫してください。

 
<ポイント>
・ランク表示
・ランクの不連続
 
1.以下の内容で設定する
列:売上
行:地域、サブカテゴリ

 
2.ランキングを表すために、売上を列にコピーする

3.コピーした売上をランクで表現
 >次をして使用して計算>ペイン(下)を選択し、地域内のサブカテゴリの順位をランキングする

4.ランクにした売上を不連続にする

5.4で不連続にした売上をマーク:ラベルに設定

6.売上(ランク)をフィルタに設定し、連続にする(フィルタで範囲指定をするため)

  1. 最後にマーク:色にサブカテゴリを設定

Q9.時系列に週ごとの売上推移を確認したいのですが、各週の売り上げをそのまま推移にしてしまうと特殊な売上などがダイレクトに反映されてしまし、傾向が見えづらいです。
現在の週を含めた過去12週間の移動平均を見て何月の週が売り上げの大きい傾向になるかを教えてください。
なお、12週間に満たない期間の売り上げは表示しなくて構いません。

 
1.以下の内容を設定
列:オーダー日(週)
行:売上(行)

2.売上の合計を表計算で、移動計算とする(平均、前12)

 

3.計算フィールドで以下を作成
 
名前:オーダー月
DATAPART('month',[オーダー日])
 
4.作成したオーダー月をマーク:色に設定し、不連続とする

 

Q10.2014年にオーダーされた注文について、売上高の合計が20万円を超えた製品はいくつありますか?
シートで一目で見てわかるように工夫してみてください。

 
1.次の内容で設定
列:売上(合計)
行:製品名

 
2.以下の内容でフィルタを設定
オーダー日(年):2014年
売上(合計):200,000以上
 
3.表示されているグラフを選択し、セットを作成
セット名:売上20万円以上(2024年)

4.フィルタ設定した、オーダー日(年)、売上(合計)を外し、3で作成したセット(売上20万円以上、2014年)を列に追加

5.Outを非表示にする

6.売上をランク表示するため、列の売上を列にコピー

7.コピーした売上を表計算の編集でランクを選択

8.ランクにした売上を不連続にし、行に移動させる

Q11.明細(1行)単位の売り上げをサブカテゴリごとにみたとき、外れ値を除いた最大値が最も高いのはどのサブカテゴリですか?
また、そのサブカテゴリのオーダー回数は他と比べて多いですか?少ないですか?

 
1.以下の内容を設定
列:サブカテゴリ
行:売上(ディメンジョン)、オーダーId(カウント)

2.アナリティクスペインで箱ひげ図を売上に設定

Q12.全地域の売り上げをマーケティング施策によりそれぞれ10パーセントずつ向上させたいと考えています。
しかし、マーケティング費用も限られているため、全カテゴリに対して施策をうつことができません。
施策を打つと元の売上から10%、20%と10%単位で向上できると仮定して、最も少ない%で全地域の売上10%UPを達成できるマーケティング効率の良いカテゴリはどれでしょうか?
またその際何%UPする必要があるでしょうか?なお、基準になる売上は2016年のものとします。

 
 
1.パラメータを作成し、計算フィールドにてパラメータを利用
売上に対して10%増ずつ、乗算するためのパラメータを設定
パラメータ名:売上*%増加
最小値:0
ステップサイズ:0.1
最大値:1

2.「シミュレーション対象カテゴリ」パラメータを作成

 
3.選択したカテゴリに合わせた増加率をかけ合わせた売上の計算フィールドを作成
計算フィールド名:売上*%増加
IIF([カテゴリ]=[シミュレーション対象カテゴリ],[売上]*(1+[パラメーター].[売上*%増加],[売上]))
 
<説明>
カテゴリがシミュレーション対象のカテゴリだった場合、
シミュレーション対象のカテゴリが一致しているとき、
売上にパラメータで設定した増加率をかける。条件に一致してないときは増加させない売上を表示する。

 
4.以下の内容を設定
列:地域
行:売上*%増加(合計)←2で作成した計算フィールド

5.フィルタにオーダー年:2016年を設定

6.元の売上と売上10%を超えたかを判別するため、リファレンスラインで100,110を設定

7.売上増加率を加えた売上が元の売上の10%を超えたら、色で判別するため、以下の計算を色に追加
SUM([売上])*1.1<SUM([売上*%増加])

 
売上*%増加のパラメータを変更して、グラフの色が変わる部分を確認していく。

Q14.オーダー日の四半期単位での売り上げ推移を出荷モード別に確認し、各出荷モード別の2年後の予想売上を算出したいです。
2年後に第2位の売り上げをだしているのはどの出荷モードですか?
なお、予想モデルは自動で構いません。

 
1.以下の内容を設定する
列:オーダー日(四半期)
行:売上(合計)

2.出荷モードをマーク:色に設定する

3.アナリティクスペインから予測インジケーターを設定し、予測線を入れ、属性にすることで、線をつなげる

Q15.サブカテゴリの数量と利益の相関をオーダー年の推移で確認したいです。
2015年までの3年間で数量も利益も順調に成長したといえるサブカテゴリはどのカテゴリに所属しているでしょうか?
また、そのサブカテゴリは2016年にどうなっているでしょうか?

 
1.以下の内容を設定
列:利益
行:数量

2.サブカテゴリをマーク:色に設定

3.オーダー日をページに設定

4.ページの履歴の表示で、以下を設定し、オーダー日を2016年にする
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